写真に息づく国王の人柄

紹介したいもうひとつの展覧会は

カメラがお好きだったというプミポン国王の取られた写真展

Through the Lens of his majesty king Bhumibol Adulyadej


なんども言うように無知な私は

そもそもプミポン国王がカメラ好きだったことも今回知ったので

「国王の撮った写真の展覧会?!」とかなり驚きました



少なくとも私は他の国でこのような展覧会が開かれているのを聞いたことがありません


(エントランスのタイトルバックの写真、かっこよかったです)


「どんな写真を撮っていたんだろう...」と半信半疑(?)で中に入りましたが

いろいろな写真を撮られていて、ある意味「一国の国王が撮った写真とは思えない」という写真展でした


奥様であるシリキット王妃のポートレートが多くありました

とても綺麗な人でびっくりしました!


モデルさんのようですね


どうやらわんちゃんを飼っていたようで

このわんちゃんの写真が20枚ほどありました



お茶目で可愛らしいこの2枚がお気に入り



家族やペットのプライベートな写真だけでなく、

タイの地方開発へ力を入れていた国王らしくこのような視察時と思われる写真もありました


こういった現場にも自分のカメラを持って行き、撮られていたことから

国を想い、考えていた国王の人柄を感じます



これらの写真は

「国王らしい」目線の写真ですね



しかし、国民に手を振る国王の姿 や 王妃と公務をなさっている姿 を

第三者のカメラが捉えたメディアの写真より

ずっとリアルで想いがこもっているなあ、と見ていて感じました




Super sandwichというタイトルのこの写真は

なんだか庶民的で可愛らしくて好きでした



プミポン国王をよく知らなかった私ですが

彼の撮った写真から人柄やいかに周りから愛されていたか、感じ取ることができました



タイトルにもある Through the lens of the king

カメラのレンズを通して国や国民、家族と国王はより強く繋がっていたんだと思います




今回BACCで行われた2つのプミポン国王に関するエキシビジョンについて

書きましたが、すごく新鮮で感じるものが多く見応えがりました。


「国王?そりゃ知ってるけど、どんな人とか知らないよ」

「美術館は興味あるけど、別に亡くなった国王とか興味無い」


どんな人でも、もしバンコクに今いる人や10月までに訪れる人には

足を運んでもらいたいです



もちろんなんども言いますが

BACC 自体とっても楽しいので国王がどうとか関係なくおすすめスポットです



若者に人気のショップがたくさん入ったお洒落なショッピングセンターのある

Siam駅からも徒歩ですぐですし、入場もフリーです



中のショップにあるグッズもとても可愛いのでおすすめです!

(時間があればショップについて後日少し触れます)



私自身は次の渡タイの予定は無いので

次のエキシビジョンを見た人や、面白いアートや美術館を見つけた人など

ぜひ教えてください!

(もちろんバンコク市内やタイ以外の国でも!!)




つづく



万紀子



HAVE MIND.

平凡な自分にただ好奇心を持って生きるということ

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