迷えるまきこと伊藤さん


2018年、最初のビッグニュース


トビタテ留学JAPAN8期の合格!

嬉しい〜〜〜


2次面接を終えてから約1ヶ月

今か今かと結果を待つ不安な毎日が結構つらかった(笑)



実はこのトビタテへのチャレンジ、最初は全くやる気がなかった


やりたいことは明確でなく、日本、アジア、文化などのキーワードはあったものの

ただ漠然と「最後の学生の時間を使って海外長期滞在して何かしたいな」くらいだった


トビタテも「まー出すだけ出してみっか〜〜」なんてノリ

1次の書類は校内締め切りの直前に書き上げた


内容も内容で

インターン先は未定、なんとなく日本酒に興味があった時期だったので

日本酒の商社と名乗る会社をピックアップし書いた



が、しかし「うーーん、別に惹かれない」


提出の為にかかせてもらった




こんなんで1次書類を出したので

まさか「1次通過」という文字を見るとはこれっぽっちも思ってなかった


10月に書類を出してからこの通知が届くまで2ヶ月ほどかかった


受かると思ってなかった私は


「受からなかったらどうしよう」と考え

「受からなくても休学はしよう」と決意し

「何がやりたいのかちゃんと考えよう」ともう一度自分で自分に問いかけていた


「どうしよう」と毎日のように思い、焦っていた

トビタテによる資金の援助が得られない場合、どれくらいお金が必要か

稼ぐ期間は、、、と現実的に考えた



そして私は

「トビタテに背中を押してほしい」という自分がいることに気づいた


昔から一歩踏み出すことを躊躇する


ここぞという一歩がこわい


それは自分に自信がないから


私でいいの?私でできるの?私じゃ無理じゃない?


このマインドが一歩先へ進ませないのだ




しかし

「トビタテに受かったら、否が応でもやらなくちゃいけない」

とわかっていた



辞退もできるが、選考を勝ち抜いて得る給付の奨学金であるし

最終的に合格する為には「明確な」計画と想いが必要だ



つまり、受かったら の前に

受かる為のプロセスの中ですでに「やらなくちゃ」な状況ができていた




この状況と迷いに迷い自分なりに動いた私は

「本当にやりたいこと」を見つけることができた


そんな「迷えるまきこが如何にしてトビタテ8期生となったのか」を

大切な自分の基盤であり、残しておきたいことであるので

備忘録としてすこしずつここに残しておこうと思う


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書類提出後から「とにかく動かねば!」と焦り


春休みは 夏に自分の選択肢にあげたが結局選ばず

そのことが心残りになっていた国内の地方創生インターンをやろう!と考え

主催NPO法人の説明会に再度足を運んだ



正直なところビビビ!とくる内容はなかった


「でも、これならいいかも、、、」と唸りながら

何かやらねば精神が追い討ちをかけ、とりあえず本格的に行く方向で相談する個別相談会の予約の列に並んだ


そこで夏にとてもお世話になったカウンセラーの男性、伊藤さんと再会した



あれだけ夏に相談して結局地方インターンしなかったから申し訳ないし少し気まずいなあ、、なんて感じていたが


伊藤さんが「あれ?高品、、さん?」と声をかけてくれた




後日インターン先選定の為のカウンセリングでオフィスに行かなけらばならなかったが


当初予定してた日は用事が入り行けなくなってしまったので

当日に電話で違う日にずらしてもらえないかとお願いすると

「その日なら伊藤もいるのでちょうど良いと思います!」と

電話口の男性が明るく言ってくれた



「あ、伊藤さんいるんだ。また話せるかな」




そして、振替の日

「ああ、懐かしいな」なんて感じながら個別相談会へ



いくつかのインターンと迷っている一方で

「これ本当にやりたいかなあ」と思っている私だった



職員の人が気を利かせて

伊藤さんと話させてくれた



伊藤さん「懐かしいね〜!高品さんは強烈だったから覚えてるよ(笑)」


夏のことを懐古しながら今期の相談を話した

結局また「どうしましょう星人」になるわたし


伊藤さん「高品さんの本当にやりたいことはなんなんだろうね?」



思ってること、感じてることを素直に言ってみた

漠然としてて、大人の人に言ったら「ぼやっとしてる子だね」と突き返されそうで

言いにくいと勝手に感じていたけど、伊藤さんならちゃんと受け取ってくれる気がした




昔から国際協力に興味を持っていたこと

大学に入り本格的に開発協力を学んだこと

2年生での初途上国経験でその土地の文化や人を活かして、その地や人々を元気にしたいと感じたこと

ASEANのアーティストの作品を起用した美術展に感銘を受けたこと

日本とアジアを文化的なつながりで関係を強めることで双方にいい影響を与えたいこと

日本の魅力をもっと外に発信することをやってみたいこと

デザインに興味があり、デザインスクールにも通ったこと

アートやデザインなど、人のクリエイティビティの持つ魅力に興味があること



すると、伊藤さんがハッとしたように「ぜひ紹介したい奴がいる!」と

友人であるというひとりの男性が関わっているというプロジェクトを教えてくれた


それが Door to Asia だった








ビビビッ!!!!


漫画みたいなあほっぽい表現(笑)

でも、これがぴったり



「こんなことやりたい!!!!!!」と素直に思った



この時プロジェクトのHPと伊藤さんの話だけだったが

ものすごい「人のつながり」の暖かさと魅力、パワフルさを感じた



まるで「恋に落ちた」ような感覚だった



そして

心の底からこんな素敵なことをやっている人に会いたい!!と思った



伊藤さんが「ぜひ会ってみてほしい。高品さん絶対気があうと思う〜」と

fbのアカウントを教えてくれた



「地方インターン関係ないけど、彼との繋がりで高品さんにとって何かいいきっかけになればいいね」


そんなようなことを最後に言ってくれた気がする



帰り道、クリスマス用のイルミネーションで青く染まった

原宿の道をひとり歩きながらその方にメッセージを送った


「ぜひ一度お話を聞かせてもらえないでしょうか」


12月16日、年末にかけて社会人は大忙しな時期

今思うと本当に厚かましい奴だ、わたし


「ぜひ話しましょう!」と優しい返信をくれた彼、友廣さん


これが運命の出会いの始まりだった




うーん、思い出したらなんか興奮してきた、、

しかし、書き疲れたのでつづきは今度


おやすみなさい


HAVE MIND.

平凡な自分にただ好奇心を持って生きるということ

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